忘れないよ>オルカ その1 (^^_ 。・


2月11日(木)。建国記念日なのでふたりで遅めの朝食を楽しんでいた。
食後のコーヒーを味わいながら午後の予定を相談していると電話が鳴って、
食卓の椅子に座ったままクルリと椅子を回転させて いっぷく が応じる。

い「もしもし?」
セ「こちらセ●ムと申しますが○○さんのお宅ですか?」
い「ハイそーです」
セ「以前に書類をいただいた□□の件でお電話を差し上げたんですが」
い「あっもう半年経ちましたかぁ」
セ「ええそうなんです。急で申し訳ないんですが今日はいかかですか?」
い「だい・・・じょうぶですよ」
セ「では午前中を目標にお伺いいたしますので」
い「はーい」

猫屋敷には泥棒に狙われるようなお宝など置いてあろうハズもないのだが、
いっぷく の仕事で必要なのと留守中の安全のためにセコ●を入れてある。

いつも監視機器を作動させてから外出するのだが、なにしろ猫屋敷のこと、
留守宅なのに有り得ない大騒ぎをするせいで特別な措置をお願いしていて、
半年に一度、書類に「猫放し飼いのため」と書いてハンコを押すのである。

しばらくして、顔馴染みのガードマンが物々しい制服姿で駆けつけてきた。
とはいえ何か異常が発生したわけではないので普段の人懐こい笑顔である。
書類をしまうと「猫ちゃんがサッシ開をけたことがありましたね」と笑う。

そう言われて思い出した。2007年4月25日(木)の点検報告書には、
「1階リビングベランダ入口約15cm開放中に猫ちゃん発生」 とある。
侵入発生信号を受けて駆けつけたら猫が2階に逃げたという珍事件である。

一間半ある断熱二重ガラスの重いサッシを開けて入ったのは オルカ だ。
そーか。このにーちゃんは亡き オルカ のことを覚えていてくれたんだ。
今は7匹いると話すと、困ったような驚いたような顔をして帰っていった。

奇しくも同じ木曜である。 オルカ が「忘れないで」と言っているのか。
「サリゲでアピールしなくても大丈夫だよねー。」とふたりで笑い合った。

夜。何となく見ていたTV番組で、池袋の鬼子母神の周辺を特集していた。
オルカ が逝った直後に、副都心線開通特番に鬼子母神の売店が出ていて、
売店のオバサンに絡みつく猫が、オルカ そっくりだったのを覚えていた。

内心では「まさかねぇ」と思っていたのだが、再び鬼子母神の売店が出た。
猫は写らなかったがオバサンは元気で、会ったこともないのに妙に嬉しい。
偶然とはいえ二度も続くと何かの意思があるように感じられた。ところが。。
[PR]
by nekoyasiki_ippuku | 2010-02-23 09:22 | 猫たちのこと


<< 忘れないよ>オルカ その2 (... ねぼけマオ子 >>