明日を忘れない (^^_ 。・


ここ数日アイスランドの火山が噴火したというニュースが何度も流れている。
最初にそのニュースを見た時は、 まてちゃ と顔を見合わせたのであった。
その理由はあとで書くが、火山の名前が報じられないことも不審だったのだ。

CNN(ロンドン)発表によると英語では「Eyja fjalla joekull」と表記し、
ノルウェー語で Eyja (島)Fjall(山)Joekull(氷河)を意味するという。
ちなみに、日本語表記すると「エイヤフィヤトラヨクートル」になるらしい。
地図で見ると、ジャガイモのような国土の南端に位置する火山のようである。

アイスランドは、日本と同じ火山と捕鯨の国で、SF小説の舞台にもなった。
9世紀末にノルウェー・スコットランド・アイルランドのケルト人が移住し、
世界最古の民主議会による自治が始まるまで完全な無人島だったそうである。

その小説とは、皆さんもご存じ、ジュール・ヴェルヌの「地底探検」である。
小説の冒頭で、主人公たちはアイスランドの死火山の火口から地底に降りる。
その火山の名前が思い出せないことも、顔を見合わせた理由のひとつなのだ。

火山の名前は「スネヘルズ・ヨクール」英語で「Snaefells jokull」である。
Snaefells は雪山の意味だが、原語の正しい表記はちょっと違うようである。
ae は「アとエの中間」を示す発音記号でお馴染みの字、o はウムラウト付き。
国土の西端の半島に位置し、現在は Snaefellsjokull国立公園 になっている。

「地底探検」(原題 Voyage au centre de la Terre)は1864年に発表され、
当時の科学では、火山が噴火するメカニズムやマグマの存在は知られておらず、
溶岩を吐き出した後の火山の内部は空洞になる、と信じられていたというのだ。

100年後に日本で生まれた少年少女がイイ歳になっても胸に刻んでいようとは、
フランスの風変わりな空想冒険小説作家、想像すらしていなかったに違いない。
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by nekoyasiki_ippuku | 2010-04-20 08:17 | メディア


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