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とても歯が立ちません

クルマのTV-CMを見ていたところ まてちゃ から、いくつか質問を受けた。
その中のひとつが「アウディって何語でどんな意味なの?」というものである。

昔々のこと、ゴットリープ・ダイムラー、カール・ベンツ、アウグスト・ホルヒ、
フェルディナンド・ポルシェ、アダム・オペルといった人が自動車を作っては、
それぞれの名を冠した会社が急成長していたらしいことは何とか理解した。

自らの会社を追われたホルヒが HORCHの意味「聞く」のラテン語訳である、
アウディを創業したこと、またホルヒ・アウディ・ヴァンダラー・DKWの4社が、
国策で合併してアウトウニオン社となり、それが今のアウディ社であること。

ヴァンダラーは自転車庫として始まって、歩く人・遍歴する人を意味すること、
DKWは、蒸気自動車(“ Dampt Kraft Wagen”)の頭文字を取ったこと、
メルツェデスはダイムラーの大口客の娘の名を冠した愛車の名であること。

さらに、ダイムラーとベンツとが、さらにクライスラーとの合併に至る歴史や、
フォルクスワーゲンの製作者はフェルディナンド・ポルシェ博士であったこと、
ポルシェ博士が一時期ダイムラー・ベンツ社の技術担当役員であったこと。

BMW(バイエルンモーターワークス)のマークは飛行機のプロペラであり、
メルツェデス・ベンツのそれは右下が地上・左下が海上・上が空なのだが、
後年つけた円は地球を意味していたのに、現在は天・地・人になったこと。

さすがに近代を代表する産業だけに、本にしたとしても膨大な歴史であり、
予備知識もないのに限られた時間ではとても調べきれないことを痛感した。

いっぷく
by nekoyasiki_ippuku | 2004-10-31 23:38 | 乗り物


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