ひきこもり夫婦 その2 (^^_ 。


全国的にはお盆休みなのに仕事へ出掛けている まてちゃ からメールが届きました。
著作権法はじめ計5科目に合格したご褒美にケーキが食べたいそうです。はいはい。

著作権には保護期間というものがあって、例えば映画の場合は70年だそうです。
70年を過ぎると誰も権利が主張できないので こんな 映画の楽しみ方もOKです。

この間借りたDVDの中にも古い映画が何本かありまして。



(1)モンパルナスの灯 (1958年)

二枚目ジェラール・フィリップが画家モジリアニの青年期~最期を演じ、
アヌーク・エーメが恋人のジャンヌ・エビュテルヌ役を演じた、銀幕の美男美女の恋物語です。

まてちゃ の知り合いの老婦人が「ロマンチック」と評したのですが、
存命中まったく不遇だったモジ君のダメっぷりが素晴らしく実に「不愉快」です。


(2)第三の男 (1949年)

アメリカの売れない小説家だった主人公は親友の死に疑問を抱き、
事故現場に居合わせた男が2人ではなく3人だったことを突き止めます。

ところが、その「第三の男」を目撃した証人が何者かに殺害され、
主人公はその犯人として警察に追われる身となってしまいます。

第二次世界大戦直後の四分割統治下のウィーンを見ることができるのと、
アントン・カラスによるツィタ(チター)の有名なテーマ曲が聞けます。
ただ、明るく楽しげな曲調と裏腹に陰鬱で嫌な後味の残るストーリーです。

場面場面の時間配分が不自然で、若きオーソン・ウェルズも醜いし、
光と影の効果による撮影技法も当時は画期的だったのでしょうけれど
これでもかと多用しすぎたために作品全体を通じたメリハリに欠けます。


(3)天井桟敷の人々 (1945年)

19世紀パリを舞台に、ジャン=ルイ・バロー演じる無言劇役者バチストと
美女・ガランスの恋、そして二人を取り巻く男たちの数年間を描いています。

中学か高校かの頃に見た時は、下層階級の民間活力に圧倒されましたが、
今見ると「あっそーなの?ふーん?」程度の印象しか残りません。


(4)ひまわり (1970年)

マルチェロ・マストロヤンニ&ソフィア・ローレンが演じるイタリアの夫婦。
出会ってすぐに結婚した二人を第二次世界大戦が引き裂いてしまいます。

ソビエトの雪原に倒れたとの情報を得た若妻は、ついに夫を捜し当てますが、
幸せに暮らす一家を見た妻は夫を一目見て逃げるようにイタリアに帰ります。
それを追いかけてイタリアに戻ったソビエト国籍の夫は。。。。

ヘンリー・マンシーニの甘く切ないテーマ曲と一面のひまわり畑が有名で、
西欧と非友好的だったソビエトでのシーンには建設中の原発が映っています。

気付いたのは 米倉涼子 が、この映画での ソフィア・ローレン に似てること。
あと、マルチェロ・マストロヤンニ演じる苦悩する夫って、、、だらしのねぇ奴。

この映画を反戦映画と評する人もいますが、公開された1970年は大阪万博の年、
こんな小さな不幸を描かずとも、もっと自由にストレートに反戦できたはずです。
あちこちで「戦争を知らない子供たち」って歌ってたでしょ?

身内の年寄りによると、ソ連兵と朝鮮人に追い回されて九死に一生を得たり、
シベリアに抑留されたりしたそうなので、元気で良かったね!とオイラには思えます。



・・・・・お盆休みというより「明日は終戦記念日」な流れでスミマセン
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by nekoyasiki_ippuku | 2012-08-13 19:18 | メディア


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