ツラいところ

以前にも書いたが、ねこまるさんのブログ「Oクン事件の覚書」についてである。
さながら週末大増刊号のように2話連続投稿して下さり、読み応え充分である。
流れ去ってしまうブログではなく「電車男」のように本になってくれると嬉しいが、
あまり大げさに騒いでご無理をされても申し訳ないので、密かに絶賛している。

人様の何とかで相撲をとるつもりはないので、ここからは全くの妄想なのだが、
編集者が字数不足と言うなら、他の話と相乗りしたりカットを入れても楽しいし、
本の題名が「ドン引き君」だったりしたら嬉しくて買い占めてしまうかもしれない。

きょう心に引っ掛かっているキーワードは、「性格」という言葉についてである。
ねこまるさんのブログを拝読する度に「いるいる大事典」になってしまうのだが、
この「彼」はドン引き君の象徴であり、ねこまるさん作品の登場人物ではない。

彼は、性格という言葉を、血液型のように体質的なもののごとく用いているが、
他の誰かの性格を語るときに「大人だ」とか「人間ができている」とか言うように、
漠然とした人格をいくつかの言葉で表したもので、切磋琢磨すべきものである。

彼の言葉が一般人の日本語と別物であることは、彼の武器であり弱点でもある。
言葉と同時に学ぶべき礼儀や配慮の欠落は、当然ながら社会からの疎外を生み、
度が過ぎては叩かれるを繰り返して対人不安になり、躁鬱や嫉妬の感情を育む。

わたしの場合「ドン引き君」にはこう言う。「君の行動はこういう意図にみえるよ」
「わたしはこう考えているから君の話はノーだ」「解ったら他の人にあたってくれ」
まるでアメリカ映画のセリフのようだが、外国人に話すようにゆっくりはっきり言う。

こう念を押すこともある。「君のために言っているのだからシツコいと怒るよ!」
わたしは幸い一見ゴツそうなオヤジなので、そこまでに至ることは極めて稀だ。
つまり、彼も長年鍛えた嗅覚で、攻撃してきそうもない相手を瞬時に見分ける。
女性・老人・接客業・芸能人・スポーツ選手・公務員などは最有力候補なのだ。

とはいっても、彼が最も怒られたり嫌われたくないと思っている人の名を挙げ、
だれそれに今のことを話すよ、と宣言することは想像以上のダメージを与える。
それで引き下がるか報復に出るかは賭けであるが、犯罪に至れば対応し易い。

しかし、性格というものはそう簡単に変えたり装ったりできないのもまた事実。
お目に掛かったこともないのに失礼だが、例えばねこまるさん作品の主人公は、
どうやら周囲の人から頼られることが多い方のようにお見受けしてしまうのだ。

なぜか、上を目指して頑張っている人ほど不本意に頼られてしまうことが多く、
 まてちゃ も公私にわたって何度も腹立たしく悔しい思いをしているようだ。
どうやら世の中はわたしが思うほど言いたいことが言えるものではないらしく、
「相手はゴキブリだと思ってヤッチマイナぷちっと」と勧めても実行はしない。

「ドン引き君」よりも大雑把でいい加減なところが唯一違うのわたしなのだが、
微力ながら僅かずつでも幸せにしようと心底思うし、日々感謝を忘れずにいる。
ただ、2人とも10代ではないので期限があるというのがツラいところなのだ。

いっぷく
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by nekoyasiki_ippuku | 2005-02-06 17:21 | 喜怒哀楽


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