あやしい電話

昔、いっぷく 担当のお客さんにロマンス・グレーの物静かな男性がおられた。
やがて、その方が定年退職され、数ヵ月後にその方のお嬢さんが入社された。
官公庁や外郭団体などでは良くあることなので、気にもしていなかったのだが。

お嬢さんはお父さんと違って、明朗快活というよりもハッチャケ気味のお姉さん。
いっぷく と関わりの深い業務を担当されたので、頻繁に電話のやりとりをした。
社会人経験の豊かなお姉さんだけあって、声もマナーも機転も申し分なかった。

しばらくたったある日、いっぷく の机の電話が鳴り、聞きなれない女性の声で、
「○○さんはいらっしゃいますか?」と言うので「はい。○○ですが。」と答えると、
「あ・た・し・よ・あ・た・し (うふっ)」 と言う。声色を変えてはいるが、お姉さんだ。

そこですかさず受話器を手で覆い「会社に電話するなって言ってるでしょう?」
と低い声で答えた。一瞬の沈黙のあと爆笑。用件は寿退職のお知らせだった。
嬉しくて舞い上がっておられたのだろうが、実に迷惑な「あやしい電話」である。

いっぷく (^^_ 。・゜
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by nekoyasiki_ippuku | 2005-09-07 23:17 | 喜怒哀楽 | Comments(1)
Commented by milknyan1 at 2005-09-08 07:44
ワハハハハ!!見事な切り返し。お見事!


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