目が合った(0^~^0)

実家に居た頃の話し。うちのお風呂は猫が喜ぶ桧造りだった。ちょうどこの頃、初秋、ちょっと寒くなると、お風呂のフタの上はわらわらと猫が香箱を作りに寄り集まる場所だった。

お風呂の浴槽の上には大きめの窓があり、外の塀越しに景色を見ることができ、開放感があって、良いお風呂だった。もっと言えば、古い造りなので、タイルの床に掘り下げる形でできていた。ちょっと見には浅い浴槽だが、入ると案外深い浴槽になっていた。身体の大きい父仕様であった。

さて、もう、察しのいい方は気づいたかもしれないが、その話しをする。





ある日のことだった。洗い場で髪を洗っていた私は、「どぼんっ」という変に重量感のあるスプラッシュを聞いた。
なんだ?と振り返ると茶白の物体が浴槽でデングリ返っていた。やがて、体勢を直すと、お湯の中で、カッっと目を見開いたアーちゃん(当時、近所でボス張ってた猫)がそこに居ると判明。
水中から必死に目を開けたアーちゃんとばっちり目が合ってしまった。なんとかせねば。
何が起きたか、パニックになって分からなくなった奴を救うべく、水中からでかい猫を引き上げた。私は入浴中だったんで、もちろん、傷だらけになった。
泡だらけで裸の子が身体中のあちこちから血を流し、ずぶぬれでアゥアゥ鳴く猫を抱いて風呂から出てきたのだから、家族もあせったに違いない。私はすぐにバスタオルで身体を拭きはじめたが、猫はずぶぬれのまま家中を逃げ回っていた。
アーちゃんの言い分:
いつものようにさぁー、ちょっとオンドルでぬくもろうと思ったわけよ、オレとしては。
窓が開いてるから、しめしめと塀からジャンプしたらさぁー、いつもはフタがあるとこに、ナイんだよ。んでさぁー、飛び込んじゃったから、風呂ン中入っちゃってさぁー。
あせったぜぇ。出ようとしても、深くって爪たてられなくってさぁー。そしたら、チビが手出してきたから、それに掴まってやっとの思いで出られたぜ。あー?この匂い?なんか、シャンプーかかっちゃってさぁー。オレとしては、気に入らないんだけどさぁー。

なぁにニャーニャーやってんだか?後にも先にも、水中で目を見開いた猫を見たのはこいつだけだ。こういうのはドジ猫っていう。まてちゃ
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by nekoyasiki_ippuku | 2005-09-22 17:03 | 猫たちのこと


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