たくさんの人の助けが必要(0^~^0)

その日はつまらないことで疲れていた。
「そうだ。猫山に行こう」とばかりに、ちょっと仕事の手を休めて猫エリアに赴くこととした。
たとえ、会えなくても、そこに生き物が居るというだけで随分と息抜きができるハズ。a0005487_0533565.jpg【猫たちはこんな風景を楽しんでいます】

階段を上がっていくと、見慣れない男性2名とおばさんが猫エリアに居る。

嫌な事を思い出した。この近所に猫嫌いのおばさんが居る。
「犬を散歩させるのに、猫が邪魔なの!保健所に通報してやったから、ここに居た猫はみんなガス室よ!」(アンタはゲシュタポ:Geheime Staatspolizeiか??)と、呪いの言葉を吐いたそうだ。餌やりの猫おばさん(姉さん?)が辛そうにため息交じりにこの話しをしてくれた。毎日せっせと餌をやっている人にそんな事を言う人がいるのだ。
そんな話しはこの人にどれだけの傷を与えるのか・・想像して聞いていた。ここの保健所もかつては猫の苦情に対してそういった事をせざるを得なかったのか・・と絶句して聞いていた。(保健所の現在の対応については過去記事参照してください)

猫嫌いのおばさんだろうか?作業着の男性二人はどこの人??緊張して階段を上っていった。
もし、ひどい話しをしているなら、絶対に割って入ろう。抗議をしよう!花冷えの風の中、決心をして階段を踏みしめた。
やがて、この人達の全貌が見えた。作業着の男性の足元にはいつもの猫たち&猫餌の缶詰。一匹は抱かれちゃってる。彼らの手には、猫餌の空が入った手提げビニール袋。制服には、見た事がある配送会社のロゴが入っている。
猫嫌いのおばさんかと思った人は、猫に手を差し出している。
なぁーーんだ。お仲間。いや、猫にとっては、手出しして触るだけの私なんかよりよっぽど頼れる、餌供給者。いいご飯もらってる。
a0005487_0545635.jpg【こいつは、いっつもおさわり専門だもんなぁ】

そういえば、猫おばさんが
「最近、餌食べないのよね。誰かいいのをあげてるんだわ」なんてぼやいていたっけ。
そうか、そうか。おじさん達にももらっていたのね。
この猫たちが地域猫として生きていくには、たくさんの人の助けが必要。理解が必要。
昔は街全体が、
「猫が居たっていい街」だった。人情や、ゆとりのある街だった。いつからか、自分の興味のないもの、支障のあるものは、邪魔で存在を否定する街になってしまった。
そんな中で、ここは大丈夫。大変だけどがんばって生きていっておくれ。耳のマークはたくさんの人に助けてもらっている証拠だよ。
いつしか、気分も軽くなり、足取りも軽く猫山を下山した。おかげさまで、いい気持ちで仕事を続けられるようになった。ありがとう。

いつか、犬猫が居て当たり前の街に暮らしてみたいと思う。
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by nekoyasiki_ippuku | 2006-04-08 02:10 | 猫たちのこと


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