クリーニング屋さん   (^^_ 。・


駅へ向かう途中に小さなクリーニング屋さんがある。

古くからこの団地にあるクリーニング屋さんだが、
団地の建て替えで、駅前の新しい店舗に引っ越した。

やはり古くからこの団地に住んでいるお婆さんがやっていて、
大手チェーンの取次ぎを専門にやっている。

新しい店舗は、駅前広場の西側にあって全面ガラス貼り。

いつも朝日をいっぱいに浴びながら、
物静かなお婆さんがまめまめしく立ち働いているのだ。

ご賢察のとおり、陽当り良好でお婆さんとくれば、猫である。
クリーニング屋さんには珍しく、短毛の茶縞な猫を飼っている。

頼んでおいた服を受け取りついでに別の服を頼もうと
出かけた いっぷく は、受け取るほうの服を忘れて帰ってきた。

あわててお店に戻った いっぷく が目にしたのは、
頼んだばかりの服をガムテープできれいにしている姿である。

猫が、と言い訳する いっぷく にお婆さんが言う。
「店によっては、毛がついてると受けないところもあるんですよ。」

恐縮する いっぷく に、苦笑しながらこう続ける。
「ウチも猫飼ってるからアレなんですけどね、
 あたしが着た服が好きらしくて、高い所に吊るしてあっても
 引きずりおろして、その上で寝てたりするんですよ。」

わかってらっしゃる。いいお婆さんである。
だが、この街を去らねばならない。ちょっと残念ではある。
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by nekoyasiki_ippuku | 2006-12-29 10:26 | 喜怒哀楽 | Comments(5)
Commented by peteandfluffy at 2006-12-29 19:56
長年住み慣れた街を離れるのはさびしい気持ちがあるでしょうね。うーん.....言葉がないなぁ...
Commented by paji11 at 2006-12-29 22:50
ナイスなお婆さんですね♪
クリーニングに限らず大手は融通の利かない事が多いですからね。
Commented by nekoyasiki_ippuku at 2006-12-30 03:37

> peteandfluffyさん

街は器のようなもの。建物が変わり住む人が変わり文化が変わります。
わたしたちが暮らした年数など、街の長い歴史から見ればほんの一瞬。
振り返って懐かしんでも、そこに見えるのは過去のわたしたちの幻です。

なので、いっぷく としては新しい土地へ進出する気持ちでいるのですが、
それでも少し残念に思うのは、慣れ親しんだ人たちとの別れでしょうね。


> paji11さん

そうなんですよね。でも、フードと裏地が取り外せるジャケットの値段が、
同じ系列のチェーン店なのに、店によってまちまちなのはなぜでしょう?

ちなみに、このお店の「看板娘」、しっかり写真があります。お楽しみに。

   (^^_ 。・
Commented by milknyan1 at 2006-12-31 17:06
ほう~~~。猫毛がついていると駄目なお店があるんですか・・・・
母さんの出すお店は4Jさん宅(^^猫がたくさんいるお店なので何も言われません。あはは恵まれていますね。
今年一年いっぱいお世話になりました。来年もよろしくお願い致します~~
Commented by nekoyasiki_ippuku at 2007-01-01 14:41
まてちゃです。
☆ミルク母さん、明けましておめでとうございます。
こちらこそ、たくさんお世話になりました。
引越しを間近にひかえ、どたばたしておりますが、本年もよろしくお願いします。


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