まてちゃ危機一髪  (^^_ 。・

9月13日。厳しすぎる残暑と仕事疲れで、2人ともヘトヘトになって帰ってきた。
いっぷく はすぐに2階へメールを見に行き、まてちゃ は1階でお着替えである。
やがて階下の「夕飯お蕎麦でいい?」の声に「楽なほうでいいよ」と答えて数分後。

面倒な問合せのメールを苛々しながら読んでいると、まてちゃ の悲鳴が聞こえた。
TVで高級菓子や可愛い猫を見たりするたびに、悲鳴をあげるのは日常茶飯事だが、
それとはちょっと違うので、猫のお土産か、蜂でも飛び込んだのか、と一瞬思った。

が、続けて助けてという尋常でない叫び声に「どうした」と大声を出しつつ階下へ。
2度めの悲鳴と叫び声から、 まてちゃ がこちらへ急ぐ様子が何となくわかった。
まだ階段を降りきらないうちから階下が目に入り、 まてちゃ の姿を見て驚いた。

右腕から炎が立ち昇り天井に届かんばかりである。水道までは最低でも4mはある。
当の まてちゃ は、燃え上がるブラウスを脱ごうと、何やらもがいている様子だ。
ばりっ、とブラウスを、ばりばりっ、とランニングを、火事場の馬鹿力で破り捨て、
足で踏み消しながら、気を失いかけている まてちゃ を抱きとめて落ち着かせた。

すぐに まてちゃ は風呂の残り水に浸かり、いっぷく は119番に電話をする。
女房が火傷なので外科の番号を、と言うと、市内は中央病院だが当直は分からない、
症状は?、などと悠長なことを言いだしたが、ガマンして丁寧に質問に答えていた。

これから中央病院に電話して、外科の当直の先生がいれば、救急車は15分で着く。
そう聞いてキレた。いいから早く番号を教えろ。自分で医大の救急窓口に電話する。
そう怒鳴ると、え?ご自分で運転できるんですか?火傷は?とネボケたことを言う。
ご自分で行けるようでしたらその方が助かるんですがねぇ、と聞いて黙って切った。

幸いなことに、電話に出た医大の当直医は「わたしも一応外科ですから」と言った。
すぐにクルマを飛ばしたが、まてちゃ の息のしかたが荒すぎる。過呼吸が心配だ。
助手席側の窓を開けたり閉めたりしているうちに、医大の赤い回転灯が見えてきた。

さらに幸いなことに、うら若き女医の名札には、なんと 皮膚科 と書いてあった。
処置の途中で、 まてちゃ はついに気を失ってしまった。やはり過呼吸だそうだ。
だがこのような場合、精神的なショックや、髪から頭に燃え移って亡くなるらしい。

生きていてくれさえすれば。最初はそう思いながら髪を洗ってあげたりしたのだが、
傷口が閉じていないし痛みもつらいものの、今はとりあえず家事も仕事もしている。
経過もそう悪くないようで、おそらくは完全復帰も時間の問題だろうと思っている。

最後になったが、火種は雪平の鍋底からこぼれた火。皆さまもくれぐれもご注意を。
それから、通院の送迎を欠かさないのは、女医さんの容姿とは何ら関係ありません。
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by nekoyasiki_ippuku | 2007-12-08 19:14 | 喜怒哀楽


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