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皆で乗りきっちゃおうね(0^~^0)

もうこれ以上はダメと白旗を揚げて、土曜は病院に行ってきた。

胃炎が疑われる。H2ブロッカーを処方してもらい吐き気止めの注射を打ってもらう。
これでダメなら、経口ではない薬を出してくれるという。可能性として尿毒症も捨てられないとのこと。ついに来たか、尿毒症。

カバ丸様の最期は尿毒症だった。脳が痙攣を起こして、かわいそうな最期だった。今でも腕の中にカバ丸様の重みを感じることができるくらいに鮮明に覚えている。

対応するのならば、電解質で流すしかない。今の輸液を増やすことはできてもわずかだろう。

病院の先生は、「まだ大丈夫でしょう」と軽い感じでオルカにちょいちょいと注射をする。
うちの診察の後、緊急で診なければいけない子がいるとかで、浮き足だっていた。
そっか。大丈夫か。投薬の間隔と食事の指示を受けて、「栄養注射もしてください」とは言い出さなかった。大丈夫なら。

病院の待合からは後ろにある猫ケージがちょっと見える。
来院時から、下の段に居る白い立派な猫が目を惹いた。

いっぷくと二人で、「今日はまた立派な子が居る」と額を寄せてチラ見していたのだが、会計時に看護師さんにその子の事をたずねると
「オシッコが出ないので緊急手術」なんだそうである。あんな素晴らしく大きな子が。

この季節は腎臓を患った猫がたくさん病院に来る。オルカと同じように背中のとがってしまった子達。皆がんばれ、この寒さを超えれば、春が来る。






注射から1時間で1/16缶をオルカの口に放り込む。
ところが、また食後2時間で食べたものをケー。

夜中に投薬。これは1時間でケー。見事に薬の色がついている。

それからも何度か食事にトライしたが、最後は水までもケー。
苦しそうに絞り出す様は見ていられない。

薬は効かなかった。
それからは食事も水も×。


今日になって、再度病院へ。
病院に行く前に、昼間の暖かい陽射しの中、ほんの少しだけ外へ。
いつもの池で水を飲みそうになり、いっぷくの足元へ身体をすりつけるようにした。
しっぽが少し上を向いている。ああ、この子は外が好きな子だ。


今度こそ栄養剤の注射をしてもらう。
今度ははっきり聞く。
「尿毒症の可能性は?」
「否定はできないけれど、あまり考えられない」と獣医師が答える。

「乗りきっちゃおうね」獣医師がオルカに声をかける。
経口で薬をケーしちゃうから、座薬で対応することとする。

今度こそ効いて欲しい。
今のところケーはなし。もっとも何も口にはしていないのだが。
さぞ苦しいのだろう。時々、唸るように鳴く。

がんばろう。オルカ。
そしてこの時期、腎不全に苦しんでいる、全てのニャンズも。
皆で乗りきっちゃおうね。春はもうすぐ。

☆さっき、病院から帰ってきました。
夜11時少し前に痙攣が始まり、夜間診療当番医(ありがたいことにとても丁寧に診てもらいました)の先生に診てもらい、痙攣止めを打ってもらいました。

by nekoyasiki_ippuku | 2008-02-11 01:15 | 猫たちのこと


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