夜中の模様替え  (^^_ 。・

雪も融けて暖かな日曜の午後。ほとんど歩けなくなった オルカ を抱いて、
降り注ぐ陽射しを浴びさせると、目を細めて風の匂いを確かめるようにする。

しばらくして腕の中から逃れたがったので、自力で少しだけ庭を散歩させる。
尻尾を高く掲げ、「アウトドアあかなめ」と笑った心池の水の匂いを確かめ、
帰りを出迎えてくれていた頃のように いっぷく の脚に擦り寄ってくれた。

その後しばらく疲れたように休んでいたが、やがて苦しそうに胃液を吐いた。
午後の診察が始まるのを待ち、掛かりつけの病院へ オルカ を連れて行く。
より強い制吐剤と抗生剤と栄養剤を注射して、座薬を処方してもらうことに。

夜、静かな2階から居間へと、座薬を入れるために オルカ を連れてきた。
薬を入れて2分後。「痙攣っ」 まてちゃ が押し殺した悲痛な声をあげた。
慌てて見れば、 オルカ が、たてつづけに5度ほど頷くような動作をする。

とにかく休ませようと、2階の「社長の椅子」で抱いていると、またも頷く。
階下の まてちゃ に知らせるべく、オルカ をケージに戻そうとした途端、
今度は頭上を見回すような動作で、くるり、くるり、と2度、頭をめぐらす。

じき23時という時刻。掛かりつけ医の留守電が紹介する病院は車で1時間。
「どうする?」と まてちゃ が訊ねる。痙攣の発作が悪化すれば致命的だ。
とはいえ、1時間掛けて見知らぬ場所を訪ね、初めまして、では意味がない。

少しでも掛かりつけ医と親しい獣医なら、少しでも何とかしてくれるだろう。
そういえば、掛かりつけ医のロビーに「近隣獣医師による夜間救急ナントカ」
という張り紙に、8軒の動物病院の名前が書いてあった。くそっ。思い出せ。

以前、その張り紙を見ながら「この獣医さんの往診専用車を街で見かけたよ」
そう まてちゃ に話していて、その車の窓にはホームページ・アドレスが。
何だっけ何だっけ何だっけ。病院名のあとにハイフンなんとか、ドットコム。
そうだハイフンのあとはAHだ。アニマル・ホスピタルかな?と思ったんだ。

ネットで夜間救急を捜している まてちゃ に、思い出したアドレスを言い、
すぐに電話を掛けてもらう。今夜の「近隣獣医師による・・・」の当番医は、
いつぞや道を間違えて行ったあたり。すぐに地図で確認してクルマを飛ばす。

まてちゃ が言うには、落ち着いた声の男性で親切そうな印象だったという。
途中で一度は電話で場所を尋ねたものの、全く迷うことなくスムーズに到着。
クラシックを歌ってくれそうな紳士で、オルカ に実に優しく丁寧に接する。
痙攣止めの注射を打つにあたっても、膝の上に抱こうとする。拒否されたが。

しかし。帰り着いてしばらくすると、 オルカ はまた吐いた。痙攣もした。
まてちゃ は、ほとんど眠らずに、「病院が開くまであと○時間だから」と、
涙声で オルカ に語りかけ続けていた。翌朝 オルカ は入院することに。

月曜日の夜、多少の改善が診られたようだという掛かりつけ医の言葉を信じ、
夜間の帰宅を許されたものの、目を離すと マオ がケージに入ったりする。
光や音が刺激になって痙攣を引き起こす、と聞いていたので放置はできない。

2階の収納の一部の荷物を全て放り出し、そこへケージを収めることにした。
ケージには、土曜に買った45センチ角のホットカーペットが敷いてあるし、
押入れのように見える収納の引き戸の中には、サーバ用のコンセントもある。

し・か・も。引き戸は木製で、 マオ は重くて開けることはできないのだ。
これでとりあえずは入院と同じ環境が用意できたようである。ゆっくり休め。
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by nekoyasiki_ippuku | 2008-02-11 23:49 | 猫たちのこと


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