甘え下手(0^~^0)

ぶっちさんは普通、お客さんが来ると、
「ニャー、ニャー、見て、見てあたしかわいいでしょ?ほら、ほらでんぐりぃー」と節操なくサービスしちゃう子だった。


以前のぶっちさんの写真を覚えていらっしゃるだろうか?
海人オヤジさんに誉めていただいたので、いい気になって葉書にした。
そして、ぶっちさんを保護した我々が信頼を寄せる不動産屋さんのNさんへの返信に使った。

-ぶっちさんは元気です-
返事が着た。

-不遇な野良時代辛かったけれど、ぶっちはかわいがられて今は本当に幸せ者です。ぶっちさんの息子の天ちゃんを会わせたいですね-
ぶっちさんはおなかが大きくなって捨てられた。ぶっちさんの3匹の子供はNさんのうちからそれぞれ里子に出され、天ちゃんだけが残ったという。
またNさんに会いたいね。




週末にいつものカードが利く安売りスーパーに行った。
ここのところ一ヶ月、毎週お客さんを迎えていたが、今週だけはノープランだった。

スーパーに行く近道の検証でいっぷくが通った道の端にNさんの不動産屋(工務店)が手がける家が建築中だった。
通りかかると、そこに見慣れた背の高い女性。Nさん。
いっぷくが車を止めて声をかけ、私が降りて話しをしてきた。接客中。我々よりちょっとだけ若い中年のカップルと犬。
断熱ホイルと断熱サッシを取り入れるかどうか検討中だという。
うちはその2つのおかげで快適に過ごしている。夏でも1Fはクーラー要らずよ。
なんて話をしていて、私のほうから、「近いから見てくださればいいのに」と言い出した。
百聞は一見にしかず。では、3時ころに---。

急にお客さんを迎えることとなった。他人だけれど、Nさんのお客さんなら。
Nさんが一緒なら。何より、Nさんの役に立てれば、片付けなんてなんのその。

さて、Nさんがお客さんを連れてきた。聞けば犬2匹、猫4匹の飼い主さんだという。
家の仕様やら、住み心地やらを話したけれど、ぶっちさんがウッドデッキから家の中に入らない。
Nさんの声を聞いて逃げた。ややあって、家の中に入るも、いつもの、ねぇー、ねぇー、あたしかわいいでしょ?とやらない。
なんかヨソヨソしいのだ。すっかり警戒している。せっかく感動の再会だったのに。里子に出した人は行った先でどんなだか、随分心配するだろうに。こんな風に再会できたら、どんなに嬉しいだろうか?叶わぬ人や猫はたくさん居るというのに。ぶっちさん、Nさんにつれない。運命の神様が居るならば、ぶっちさんは感謝して甘えてよかったのに。

Nさんは2階に上がると我々がおっかなびっくりやっているマオの子供にさっさと手を伸ばし、1匹を抱き上げると、「あっらー、目が開いたばっかりなのねー」とやる。本当に好きなんだなー、猫。

Nさんご一行様が帰ってから、思い出したようにぶっちさんが、私にまとわりつく。
遅いんだよねー。夢のような時間だったのに。なんで素直になれなかったの?ぶっちさん。
過去を知ってる人は苦手?などといっぷくと笑うけれど、つくづく甘え下手だなー、と思った。損な子だよね。
そういう女の娘、居るよね。素直に甘えちゃば良かったのに。
ちょっと、かわいそうな、かわいいぶっちさんなのでした。
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by nekoyasiki_ippuku | 2008-07-06 23:32 | 猫たちのこと


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