忙しい週末 その3  (^^_ 。・

金曜日も午後になってから仕事の依頼の電話が次々と入った。不景気なのに有難いことである。
ただ問題なのはどの仕事も月曜朝までの特急なのだ。疲れてはいるものの稼げる時に稼がねば。
そう自分に言い聞かせたものの、ずっと不満げだった まてちゃ に言った一言が気にかかる。

「はーいハニー?」 まてちゃ からの電話に応えると、メールを送ったから見てくれという。
今朝 まてちゃ に言ったばかりなのに、早々と描き終えたにしては、ウマく描けた似顔絵だ。

ミャオ君が1日100m移動するならば、10日弱だから半径1Kmの円内にいるハズである。
もちろんクルマに轢かれたり他の動物に喰われたりする可能性もあるが、それでもこの範囲だ。
地図で見たところでは、半径1Km圏内の世帯数はざっくり150~200軒ありそうである。

もし まてちゃ が頑張ってミャオ君の似顔絵を描くのなら、この一軒一軒にチラシを配ろう。
金曜日の朝、仕事に出かける まてちゃ にそう約束したのである。これはもうやるしかない。

土曜。10時半からローラー作戦にかかる。一軒一軒が遠く離れている農家のお屋敷もあれば、
クルマを駐車してから二人で配る集落もあるし、聞ける話は丁寧に聞き取らなければならない。
幸いなことに、我々を追い払うような家は一軒もなく、同情されたり励まされたり有難い限り。

1週間前に話を伺った蕎麦屋で昼食を取り、造成地のダンプの運ちゃんにも声を掛けてまわる。
「もし亡くなってても構いませんから」と念を押すと「大変だね、解ったよ」と答えてくれる。
歩くのもおぼつかない老婆が、曲がった腰で手押し車を押しながら自宅の周囲を捜してくれる。

目撃情報をもとに、まてちゃ がポイントポイントにミャオ君宅から失敬した土を撒いてゆく。
今日の目撃情報を総合すると、どうやらミャオ君は自宅の方角へ移動を試みているようである。
しかし、自宅に帰り着くためには、大きな川を2本も渡らなければならず、橋の交通量も多い。

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16時。半径1Km圏内とプラス・アルファの180軒にチラシを配り終えて、帰路についた。
帰宅してから、地図に目撃情報と日付・距離を書き加え、今ミャオ君がいるはずの円を描いた。
その円は、今日チラシを配った範囲の中にすっぽり納まり、あまつさえ充分な余裕すらあった。

地形的には、山の間を流れる川沿いに田畑ができ、県道と鉄道が通って集落ができた地形だが、
山あいの農家をまわった まてちゃ は、坂道の登り下りを小走りで10Kmは走ったはずだ。

できることはすべてやったし、地元の皆さんも暖かく見守ってくれる。ミャオ君!頑張ってね。
あ゛ー。オイラは、あまりに感動したせいか鼻水が止まりません。てか、仕事どうすんだ仕事。
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by nekoyasiki_ippuku | 2009-02-28 23:11 | 猫たちのこと | Comments(3)
Commented by nollipolly at 2009-03-01 16:34 x
本格的になってきましたね! 大捜査網だ、これは。
何とか、見つかってほしいものです。私も昔、こんな苦い想い出があります。
Commented by paji11 at 2009-03-01 23:17
人事とは思えませんねぇ・・・
それ程近いわけではありませんが、行こうと思えばすぐの場所だけに・・・
Commented by nekoyasiki_ippuku at 2009-03-02 09:15

>のりぽりさん

「あのウチは茶色の猫を飼っている」「あそこはノラに餌をあげてる」
猫好きな皆さんの情報網には非常に助けられました。

>ちぇきさん

近いといえば近いのですが、こんなことでもないと行きませんよね。
とはいえ、どんな小道の奥にどんなお宅があって、などなど、
住んだこともないのに頭の中に入っているのが不思議な感じです。



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