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国鉄八高線 列車転覆脱線事故 慰霊碑 (^^_ 。


まてちゃ が学校へ出掛けた週末のこと。ひとりで近所へドライブしてきました。
見に行ったのは↓向こうのセメント工場でも手前の梅でもありません。

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昭和22年2月25日7時50分↓写真右手のカーブを約7分遅れで汽車がやってきました。
C5779が牽く木造の客車6両は、2千人もの買い出し客で超満員でした。

鹿山峠を駆け下り時速90キロほど出していた汽車は、
急ブレーキで速度を落としながらも高麗川駅へと急ぎました。ところが、、、、

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駅に到着すると機関士は愕然とします。3両目から後ろ4両分がありません。
急ブレーキで連結器が外れ↑写真左手の畑に転落、客車は木屑と化していました。

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もし現代だったら、大学病院もすぐそばだし救急車や重機も使えるのですが、
当時としては線路に木屑とご遺体を並べて焼くしかなかったそうです。

死者184名・重軽傷者570名を出した、戦後最悪といわれる鉄道事故。
手作業で救助にあたった地元のご老人や子孫の方が、今も献花を欠かしません。
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by nekoyasiki_ippuku | 2013-02-19 13:23 | 乗り物 | Comments(2)

電車ではないけれど


電車ではありませんが、こんな大事故もありました。さすがに知りませんでしたが。。

根府川駅列車転落事故 1923(大12)/09/01
  熱海線根府川駅で列車が関東大震災の山崩れにより海中に転落、112名死亡。

安治川口駅ガソリンカー火災事故 1940(昭15)/01/29
  鉄道省西成線安治川口駅構内でガソリンカーが脱線炎上、190名が死亡。
  遅延列車の最後尾通過中に分岐器を操作し横転、ガソリン燃料に引火したため。

八高線列車正面衝突事故 1945(昭20)/08/24
  八高線多摩川橋梁上で列車が正面衝突し脱線、増水した川に転落し105名死亡。
  信号故障で指導式代用閉塞を行ったが取扱を誤り2名の指導者が1区間に並立。

国鉄・八高線列車脱線転覆事故 1947(昭和22)/02/25
  八高線東飯能・高麗川間で列車が脱線し盛土を転落、食料買出客ら184名死亡。
  下り急勾配の曲線と超満員でブレーキが利かず、老朽木造車両が被害を拡大。

いっぷく
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by nekoyasiki_ippuku | 2005-04-28 09:47 | 乗り物 | Comments(0)

民営化の教訓


鉄分が多い いっぷく の目下の関心事は、郵政民営化よりも尼崎脱線事故である。
極めて遺憾であるが、この事故は鉄道史に残る汚点となることは間違いないだろう。
鉄道3大事故というと、いづれも40年以上も昔のことになるが、念のために書こう。
(注:青函連絡船洞爺丸や宇高連絡船紫雲丸は海難事故に分類されるため除外する)

桜木町事件 1951(昭26)/04/24
  京浜線横浜桜木町駅で63型国電がパンタグラフから発火し106人焼死。
  木造車両が切れた架線に接触し火災が発生、3段窓やドアが開かず被害が拡大。
  以後、3段窓の可動化・連結部の引戸化・非常ドアコックの設置が行われた。

三河島事故 1962(昭37)/05/03
  常磐線三河島駅構内で脱線した貨物列車に国電2編成が二重衝突し160人死亡。
  貨物列車運転機関士の信号無視が原因だが、現場が高架線の上であったため、
  非常ドアコックにより線路上に脱出した乗客の逃げ場がなく、犠牲者が増えた。

鶴見事故 1963(昭38)/11/09
  鶴見駅近くで脱線した貨物列車に横須賀線電車2編成が二重衝突し161人死亡。
  横倒しになった満員電車に後続の満員電車が突っ込んだ、鉄道史最悪の事故。

これらの事故は、火災や二重衝突といった2次要因によって人命が失われているが、
今回の要因が速度超過であることは明白であり、事故というより未必の故意である。
置き石以外にも、車両の軽量化や職員の若返り、新ATS導入の遅れなどといった、
色々な背景はあるだろうが、人命を預かる事業者である限り、言い訳にもならない。

今回の事故のわずか4分前には特急「北近畿6号」が事故現場を通過したそうだが、
もしダイヤの順序が逆だったら、鉄道史第1位の大惨事となっていたかもしれない。
そう考えると、停車駅通過未遂を停車位置不良と言い換えた虚偽報告を信用したり、
原因究明を事故調査委員会に委ねたり、国鉄魂はどこへ行ったと嘆かざるを得ない。

いっぷく
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by nekoyasiki_ippuku | 2005-04-27 11:33 | 乗り物 | Comments(2)