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猫屋敷 警戒継続中

21時から寝ていた いっぷく であるが、3時をもって まてちゃ と警戒を交代した。
昨日の夕方、車の修理があがってきたので、まてちゃ を無理矢理向かえに行き、
ふたりの目と耳とアタマをフルに働かせて、みるく の状態について説明を受けた。

まてちゃ は、いっぷく は徒歩で先に行け、 まてちゃ は後から自転車で追うから、
と段取りを指示したが、1分でも長くみんなで一緒にいよう、と敢えて無視したのだ。
普段こんな強引なことをすれば、まてちゃ はへそ曲がりな牛のように動かないが、
かなり参っていることもあって、状況を聞いているうちに、許してくれたようである。

前にも書いたが、まてちゃ の第6感は、悪いほうに良く当たる。今回も見事である。
獣医がパルボを疑う前から、小虎の死因をパルボに絞って、感染を心配していた。
考えてみると、今回警戒する前に、小虎が触れたものを塩素殺菌したのはなぜか。
小虎を看取ってくれた大先生が「一応念のため」と いっぷく に指示したからなのだ。

小虎もみるくも血液検査でシロと出た感染症であるが、まてちゃ の推測を受けて、
女医さんもしつこく検便を繰り返し、ついに昨日の午後、微量ながらパルボが出た。
いろいろなサイトを見ると、鼻水の出ない感染症は少なく、見事に経過も符合する。
祟りか何かのように原因不明だった病気の正体が見えた。見えさえすれば撃てる。

猫屋敷ではじっと考え込んでいる まてちゃ だが、色々な事実を思い出してくれた。
小虎が初トイレの時に痛そうに啼いたこと、珈琲色の目ヤニが次々湧いてきたこと、
小虎~みるくの潜伏期間が1週間、逆算すると小虎が来た時には感染していたこと、
そして、みるくとオルカに3種混合ワクチンを打とうと言いながらも失念していたこと。

みるくは、静脈点滴と鼻腔点滴を併用しているものの、まだまだ予断は許されない。
まてちゃ が「交代で起きていようね」と言うのは、緊急連絡に即応するためなのだ。
昨夜、接待が終わって電話をすると、まてちゃ が半べそで、脅かさないでと言った。
そうだよね。みるくが帰ってきたらたくさん謝るから、今は男鬼子母神でいさせてね。

ちなみに。みるくとひと腹のオルカ(5.5kg元♂)であるが、安心して良さそうである。
警戒態勢にもかかわらず、餌もねだるしよく食うし外で走り回るし、頼もしい限りだ。

いっぷく
by nekoyasiki_ippuku | 2005-07-09 04:10 | 頑張れ!みるく


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