ロック編その4

何でもそうですが、若い頃は腕が上ってくると、その道で食っていこう、と考えます。

バンドの場合、コンテストやライブハウスに出て、デビューの機会を待つのですが、
いっぷく たちもそう考えて、ヤマハ主催の EastWest に出場することにしました。
ボーカリストの失恋が災いしたものの結果はまずまずで、本気でプロを考えました。

でも、ピアノのプロ養成コースに通っていたのに手首を骨折して挫折したいっぷく
いまさらバンドで食いたい、などという話をまわりが認めてくれるはずがありません。
特に父親などは「お前あたりが音楽なんかで飯が食えるか!」と激怒していました。
とはいえいっぷく とて男の子、親父の言いなりになるはずもなく、徹底抗戦しました。

サザン・オール・スターズさえ出てこなければ、EastWest の決勝に残れたと思い、
日に最低7時間は練習し、大量のLPを聞き、機材を買う資金を貯めようとしました。
一人暮らしを始めることにし、アルバイトを始め、馴染みのスタジオも見つけました。

そんな引越しの荷造りの最中、親父と同僚の話をモレ聞いてしまい愕然としました。
「アレ(母親)は親バカで子供が目新しいことをすると才能がある!とおだてて困る」
それだけならいいのですが、「オレも結核に肺をやられてトランペットをやめたんだ」
「学生の時はジャズバンドのバンドマスターだった」って。。。。。え?!えーっ??。

両親が新婚の頃から、SP盤や電蓄や、ギターやオルガンが家にあったりしたのは、
オーディオ・マニアの見栄ではなく、音楽をあきらめきれずにいた未練だったのです。

・・・・・つづく

いっぷく
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by nekoyasiki_ippuku | 2005-07-25 22:31 | メディア


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