不思議な週末その2 (^^_ 。・

マオの保護に至った顛末は、また別の機会に書くことにして、その翌日。
隣家の奥さまから調理パンをいただいたので、買い物は夕方に延期した。
その夕方の買い物に、いつもの道を車で通ると、何か様子が違っていた。
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千両箱よりひと回り大きな提灯が、あたりの辻々を蝋燭の灯火で照らし、
道端の稲荷の祠あたりまでさしかかると、提灯はその数を増すのである。
どうやら祭礼のようなので、そそくさと買い物を終えて散歩に出てみた。

ふだんは打ち捨てられたような祠に灯りが点り、人々が寄り合っている。
撮影したい旨を快諾していただいたので、丁重に礼を述べて、奥の社へ。
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道すがらの闇では、手描きの提灯絵が面白可笑しく社へと誘ってくれた。
提灯ひとつひとつ絵柄も文句も違っているので、後で訊ねてみたところ、
すべて、少し離れた「和紙の里」の、名の通った老婆の手になるという。
先を急ぐ いっぷく を留め、艶っぽいねと まてちゃ が指差したのがコレ。
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奥の社も無住の神社で、肝試しにはもってこいの暗いだけの森なのだが、
参道入口には一対の幟がはためき、見たこともない数の車が置いてある。
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鳥居から本殿あたりまで明るく照らされ、そこここに人々が集っている。
うおーと若い男の声に子供の黄色い悲鳴が続き、お囃子と笑い声が響く。
本殿の広場にパイプ椅子が並び、お年寄りたちが楽しげに語らっていて、
聞けば、大人も子供も総出で、明日の獅子舞の練習をしているとのこと。
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2時からだから見においでよ、と念を押されたので、丁重にお礼を言う。
とはいえ、先ほどの稲荷とこの獅子舞とが同じ祀りではあるまいと思い、
念のために皆さんの住まいを訊ねてみると、やはり稲荷とは字が違った。
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神社からの帰り道、稲荷の皆さんに礼を言うと、一杯呑んでいけと言う。
躊躇しながら祠にあがって、コップ酒やらケンチン汁やらを馳走になる。
まったく面識のない人たちと、腹を抱えて笑ったり、昔話に感心したり。
さほど量を呑んではいないが、すっかり身体も温まり、ほろ酔い加減に。
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席を辞して、いつもの道に戻ると、明日も見にこようと2人で決めたが、
「振り向いたら誰もいなかったりして」と まてちゃ が意地悪を言う。
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by nekoyasiki_ippuku | 2007-10-23 12:22 | 田舎暮らし


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